思い切って歩いてみたが、途中で迷った末、阪急箕面駅前に着いたのは2時間後だ。
駅前には土産物屋が並び、かなり観光地化されている。
東京の高尾山、札幌の藻岩山の麓を思わせる光景だ。
ここから軽登山といいたいところだが、あまりの人の多さに驚く。
前の観光客の後についていくだけだ。
登山道は整備されており、スニーカーで充分。中にはヒール姿の女性もいる。
途中の渓谷や紅葉はなかなかのものだ。
少し登ると空気もひんやりしてきた。
その代わり、道は狭くなり、前の人を追い越すのが難しい。
結局、30分ほどで目的の箕面大滝に到着。
ここの人混みは半端ではなく、原宿竹下通りのごとし。
紅葉に加え、TVの旅番組で紹介されたことも原因らしい。
ここで記念写真を撮り、そそくさと退散。
帰り道はあっという間だった。
結構な数がいるという野生のサルやイノシシは途中で見かけなかった。
阪急箕面線の終点で来やすい箕面山周辺は都市近郊で気軽に行ける貴重な観光地だ。
千里中央からはバスもある。
国定公園とはいえ観光地化されており、当然喫茶店などもあった。
しかし、ぎりぎり俗っぽさから逃れているのは、寺院の存在と観光客のマナーが良いからか?
休日とはいえ、酔っぱらいや歩行喫煙する客は皆無だった(国定公園なので当然か?)。
また、駅周辺には、意外とおしゃれな食べ物屋もある。
ただ山道で見かけた笹川良一等の銅像は何とかならないものか?“老いた母を背負いて参拝する姿”などを見せられると、若い頃どれだけ親に迷惑をかけたのか分かるというものだ。
とはいえ、初めて行ったこの周辺が結構気に入ってしまった。
観光客が少ない時期にまた行ってみるつもりだ。
ラベル:旅行
箕面公園辺りなどで見る事ができると思いますが、
箕面では箕面の猿しかまだ見たことはないです。