2009年03月12日

『Q.E.D. ~証明終了』 は侮れないドラマ

Q.E.D. とはラテン語で “Quod Erat Demonstrandum”(証明終了) を表す言葉だ。

NHKの少年少女向けミステリードラマ『Q.E.D. ~証明終了』 は結構力作で、謎解きだけに留まらない意外性、パロディ精神、若者の生き方などまで描かれる。原作の漫画が割合しっかりしているというのもあるが、映像共々脳天気な二時間ドラマなど足元にも及ばない。

特に最後の3回は力作だ。

『罪と罰』 は完全犯罪を試みる若者の話。犯人の大学生(『メトロに乗って』の若者が好演)の独白で進行する。
主人公の少女はほとんど活躍せず、謎解きにも参加させてもらえないが、意外な結末が待っている。

『可奈のタイムカプセル』 は記憶の欠落がテーマ。
いつの間にかいなくなった小学校の同級生を巡って記憶が二転三転し、最後に陰惨な事実が明らかになる。
安易なハッピーエンドはない。

『立証責任』 は実際に有罪判決が下りた事件を巡って行われる模擬裁判の話。
主人公の下した結論とその理由には、実際に模擬裁判に参加するのを躊躇わせるほどの重みがある。

最終回から察するに、続編制作もありか?





ラベル:映画・ドラマ
posted by j-sakanoue at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | FY2004-FY2021 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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