日本人がカレー好きなのは改めて書くまでもない。
手軽にできるカレーのルーの種類はスーパーで確認できる。
基本的に市販のカレールーは、スパイス、塩、小麦粉を油脂で固めたものだ。
したがッて、カレーという食べものは意外と塩分とカロリーが高い。
煮込まれて渾然一体となるとそれに気づきにくいのだ。
おまけに食欲が進んでデンプンを摂りすぎてしまうのも困る。
さて、東急ハンズで見つけたカレーのスパイスセットが画期的だった。
一見ビニール袋に入ったただのカレー粉、包装もゆるく外袋を取るとカレーの匂いが漂う。
しかし、なにが画期的かといって、この「マハラジャのカレー」作り方が易しい。
スパイス中に塩分(比較的薄味)も含むので、塩加減を気にする必要もない。
牛乳に代えてヨーグルトを使い、キノコをプラスしたが手間は同じだろう。
製作時間は30分、そのうち前半15分はタマネギを炒める時間だ。
しかも、出来上がりはいわゆるインド料理店の味なのだ。
ジュースを生トマトに替えるなど具を多小アレンジしても大きな失敗はない。
ブラックペッパーを追加して辛くしてみるのもよい。
こうも簡単にこのレベルのものができてしまうと、逆に戸惑う。
市販のカレールーの存在価値はどうかということになるのだ。
ラベル:グルメ