3名のうち1名が女性だが、なんと物理学賞の女性受賞者は史上やっと 3人目という。
19世紀から続く賞なのに、随分と少ないものだ。
最初の一人は、言わずと知れた マリ・キュリー。
子供のころから、エジソン、リンカーンなどと並ぶ偉人の代表的人物「キュリー夫人」のことだ 。
幼少期の貧しさや体のハンディを乗り越えるのが「偉人の条件」であることが多かった。
だとするなら、彼女の場合はヨーロッパの片田舎ポーランド出身の貧しい女性ということか。
とはいえ、マリ・キュリーは二度もノーベル賞を獲った一流科学者。
「夫人」はないだろう、というのが子供心にあった。
夫の科学者ピエール・キュリーが「キュリー夫人の旦那」と言わてれきたのも分かる。
「エリザベス女王の旦那」 エジンバラ公 のパターンである。
しかし最近のジェンダーの観点から、もう "キュリー夫人" とは言わなくなっている。
というか、なぜ最初から "マリ・キュリー" ではだめだったのかが分からない。
それにしても、全国の学校や図書館に存在するキュリー夫人の伝記はどうなるのだろうか?
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