八重歯(犬歯)を持った異常殺人犯(?)が跳梁する作品だったような。。
日本人に八重歯は珍しくもないが、西欧では怖れの対象なのか?と思って読んだ。
先日ネコカフェ 猫の時間 に行った。
ここでは常連のためにネコ専用のおやつをくれるのだが、これに対する彼らの反応はさまざま。
袋を空ける瞬間を虎視眈々と狙うものやまるっきり冷淡なのまでいる。
(虎視眈々=虎の字が使われている)
その中に「こいつはがっつくので注意して下さい」と言われたのがいた。
どちらかいうと小柄な雑種だが、この手のおやつ(魚のソーセージ?)に目がないらしい。
案の定、袋を開けた瞬間すっ飛んできて指先から奪い取ろうとする。
しかも指ごとかじりついてくるのだ。
(他のネコも凶暴さに引いていた)
これにはネコの犬歯の力を思い知らされた。
骨まで達する噛み傷で出血する有様、しかも傷が深いので絆創膏で巻いた後も痛む。
たかが 2kg程度のネコでこの有様だから、同じネコ科の大型動物はいかばかりか?
NHK 「ダーウィンが来た」 で、インドのヒョウが番犬を瞬殺するのが放送されていた。
自分と体格の変わらない大型犬に忍び寄り、あっという間に仕留めて森に引きずっていく。
人に飼われたイヌなど、番犬どころかヒョウのエサなのだ。
ネコ科動物のすごい戦闘能力を目の当たりにして驚いた。
一方で、サバンナのヒョウはライオンに獲物を横取りされないよう注意を払う。
そのライオンもハイエナの群れには獲物を譲ることがある。
自然界は、強い力があれば良い、でかければ良いとはいかないようだ。
「最強のネコ」であるトラは、他の動物に追われて森林に逃げ込んだという説がある。
海洋で最強の哺乳動物シャチは、それ故に体内に重金属を貯め込み生殖能力低下という論文も出ていた。
Desforges et al. Environ. Sci. Technol. 51:11431-11439, 2017.
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