JR吹田駅から滋賀県の石山に行った。
石山駅は、大津の次に新快速が止まる駅である。
吹田からの切符が 840円だが、格安チケットで 750円だった。
「格安チケット」とは回数券をばら売りするもので、大阪では多くの販売店が扱っている。
特に新幹線と阪急ではお世話になった。
吹田から石山までと吹田から大津までの正規料金は 840円で同額。
大津まで買ってそのまま行けるかと思ったのが間違い。
大津‐石山間の乗り越し料金を払う羽目になったが、これが 190円!
割引チケットと合わせると 940円となり正規料金より 100円高いのだ。
なぜこんな間違いを犯したのか?
普段使う阪急の回数券には、値段しか書かれていない。
値段さえ同じならどこの駅間でも使え、乗り越したら差額を払う。
これに対して、JRの回数券は駅名が書かれており、この区間でしか通用しない。
吹田から同価格の駅(大津と石山)でも、大津駅までの切符なのだ。
そこを始点に新たな切符を買ったら、新快速の隣駅でも 190円だった次第。
こんなことは、JRに乗っている人には常識なのかもしれない。
しかし、私は生まれてから私鉄と地下鉄ばかり乗ってきた気がする。
おかげで東京や大阪の複雑な路線もだいたい頭に入っている。
ところが JRといえば、北海道を除くとほとんど新幹線だった。
割引切符の存在もわりと最近まで知らなかったほどだ。
私鉄「鉄オタ選手権」など楽しみにしている。
そんな私でも鉄道好きとかうかつに言えそうにない。
ラベル:旅行