彼のピアノ協奏曲第1番が、名曲グリークのピアノ協奏曲にそっくりなのだ。
同じイ短調だから主和音が同じなのは仕方ない。
しかし雰囲気(メロディーすらも)がグリーグに似ているのにはびっくり。
時代を考えればどうみてもグリーグの影響を受けているだろうがこれは似すぎ?
一方でオリジナルのグリーグの方がはるかに魅力的なのも確か。
ソロを弾いたリストがその場で絶賛したのにも納得だ。
残念ながらマクダウェルという人は歴史に埋もれるべき存在だったのだろう。
ピアノ協奏曲のCDを買ってまで聴くことはないがジャケットには惹かれる。

マクダウェル:ピアノ協奏曲 第1番, 第2番/魔女の踊り - ブルッツマン, マクダウェル, アーサー・フェイゲン, アイルランド国立交響楽団, スティーヴン・プルッツマン, アイリング・ドルリー・バーン
妖精ー魔女といえばケルトのイメージ。
作曲者にもアイルランドとスコットランドの血が流れている。
演奏者もアイルランドのオーケストラだ。
このCDにはピアノ協奏曲第2番も収録されている。
なんだか気味悪くて、こちらは聴いていない。
ラベル:音楽