1960年代に地球循環モデルを提唱した時代に、日本ではコンピュータどころか電卓も無かったのではないか?
そんなこともあって、真鍋さんは 20代から今までアメリカの研究機関に籍を置く研究者だ。
真鍋さんの素晴らしいのは、ただの引退したおじいさんではないことだ。
話しを聴いても 90歳にしてはしっかりしているというレベルではない。
これでノーベル賞を獲れてしまったので、長生きしてはみるものだ。
もう一つ驚いたのは、真鍋さんが クラフォード賞 の受賞者(2018年)であるということだ。
この賞は同じくスウェーデンアカデミーによるものなので「ノーベル賞の補完(別名:残念賞)」と思われていた。
過去にノーベル賞と両方受賞した人はいなかったはず。
今回の「ダブル受賞」で過去のクラフォード賞受賞者(私の知っている方に 3人いる)も「まだまだいける」とさらに寿命が延びるのではないか?
元気な老人はますます元気になる、という老人格差社会であると痛感する。
ラベル:日記